
不要不急―苦境と向き合う仏教の智慧―(新潮新書)
横田南嶺, 細川晋輔, 藤田一照, 阿純章, ネルケ無方, 露の団姫, 松島靖朗, 白川密成, 松本紹圭, and 南直哉
この本について
最近、「何のために頑張ってるんだろう」とか、「この勝ち負けの感じにずっと巻き込まれてるの、しんどいな」と思うことが増えていました。日常は回っているのに、どこか自分が置き去りになっているような感覚です。そんなときに読んだのが『不要不急』でした。 この本が面白いのは、仏教を“何かを変えようとするための道具”としてではなく、“一度ゲームから降りてみる視点”として置いてくれるところです。例えば、勝ち負けや損得の世界を一服することを坐禅だと説明していて、その視点に立つと、朝窓の外を見るだけで「これを味わうために生きてるのかもしれない」と思える瞬間が生まれる。目的を達成し続けなければいけない、という思い込みが少しゆるむんです。また、「区別」と「差別」を冷静に分けて説明する部分もあって、世の中の議論に振り回されがちな自分の心の動きが落ち着いていく感じがありました。 この本は、人生の重たい悩みを一気に解決するタイプではありません。でも、波の形にとらわれすぎて水そのものを忘れてしまうようなときに、「いったん戻っていいよ」と言ってくれる存在です。頑張ることに疲れたけれど、立ち止まる理由が欲しい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




