
消費税減税 ニッポン復活論 (ポプラ新書)
藤井聡 and 森井じゅん
ポプラ社 / 2022-10-11
この本について
社会のことを考えたいけど、税金まわりってどうしてもモヤッとしませんか。特に消費税。払っているような、実は違うような、でも結局だれが負担しているのかよく分からない。自分もずっとこの感覚を放置してきましたが、仕事で中小企業の苦しさに触れるたびに「本当にこの仕組みでいいのか?」と思うようになりました。 この本は、そんな曖昧な理解をいったん壊してくれます。たとえば、多くの人が「消費税は預かったものを納める」と思っているけれど、実際は事業者が自分の付加価値に応じて納める税だという説明。これを知ると、なぜ人件費にペナルティがかかったような構造になるのか、なぜ弱い層ほど負担が重くなるのか、腹落ちする形で見えてきます。また、増税のたびに消費が停滞していく実証的な話も、日常で感じていた「なんとなく物が動かない理由」を言語化してくれました。 読みながら、自分の身の回りの小さな店がどうやって値付けしているのか、働く人の賃金がどう決まっているのか、具体的に想像できるようになるのがこの本の良いところ。制度を批判するというより、今の経済の歪みを「どう見えるか」という視点で学び直す本だと思います。 特に、消費税の仕組みをちゃんと理解したい人や、モヤモヤを言語化したい人には刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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