
いちからはじめる (小学館文庫)
松浦弥太郎
小学館 / 2021-10-11
この本について
最近、「今やっていることは本当に自分に合っているのか」「何か変えたいけど、どこから手をつければいいのか」とぼんやり悩むことが多い人は多いと思います。僕もよくそこにハマります。やるべきことは見えているのに、気持ちが追いつかない。そんなときに『いちからはじめる』を読み返すと、視界が少しだけひらける感じがあるんです。 この本が効く理由は、きれいごとではなく“現実に戻してくれる視点”が多いこと。たとえば、アイデアが出ないときは才能のせいじゃなくて「まだ熟知していないだけ」と教えてくれるし、自信がないなら「自分と対話して、自分で自信を持つしかない」という地に足のついた姿勢に戻してくれます。そして何より、“いちからはじめる”とはゼロに戻ることではなく、見えない部分を丁寧に育て直す行為なんだと気づかせてくれる。今日の成功を疑い、また小さくつくり直す。その積み重ねが、自分の伸びしろをそっと広げてくれるんだと思います。 僕自身、焦って近道を探したくなるタイプですが、この本を読むと「まず詳しくなろう」「まず自分の考えを言語化しよう」と落ち着ける。不器用でも、稚拙でも、いちからまた作り直していい。そんなふうに動ける人に変わっていける気がします。 こんな人に刺さると思います。迷いながらでも前に進みたい人に。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
読書の順序
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