
風間八宏の戦術バイブル サッカーを「フォーメーション」で語るな (幻冬舎単行本)
風間八宏
幻冬舎 / 2021-11-25
この本について
試合を見ていて、「チームとしては崩せているはずなのに、なぜ最後で止まるんだろう…」とか、「戦術の話は分かるけど、実際のプレーにどう落とし込めばいいのか見えない」と感じること、けっこうあると思います。僕もフォーメーションや配置の議論だけを追いかけて、結局ピッチ上で起きていることと結びつかない時期がありました。 この本が刺さるのは、そのモヤモヤに対して“個人・グループ・チームがどうつながるか”を具体的に示してくれるところです。例えば「背中を取る動き」のような一瞬の個人の工夫が、出し手とのタイミングと組み合わさることで初めて形になる話や、「前向きの選手の数」で攻撃の成功率が変わるという視点は、抽象的な“戦術理解”をぐっと地面に下ろしてくれます。さらに「パスを出したら寄る」「ボールが動いている間に周りを見る」といった、今日から練習で試せるレベルの行動が丁寧に語られていて、読んだ後にやっと思考とプレーが結びつく感じがありました。 机上の話ではなく、どうすればゴールに近づけるのか。その根っこを一度整理したい人に合う一冊です。戦術の知識はあるのに試合になると結びつかない、そんな感覚を抱えている人ほどしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
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