
キミは、「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ
森瀬 繁智(モゲ)
すばる舎 / 2022-01-26
この本について
最近、人と話していると「なんでこんなにイラっとするんだろう」と自分でもよく分からないまま反応してしまうこと、ありませんか。相手の言い方が悪いのか、自分が余裕ないだけなのか、その場では判断できずに後から自己嫌悪になる…僕もずっとそのループでした。 この本がよかったのは、「怒りを消す」みたいな話じゃなくて、怒りの裏にある弱さや寂しさをちゃんと見に行くための“現実的な手がかり”をくれたところです。例えば、相手と意見が食い違ったときに無意識に勝ち負けモードに入ってしまう癖を、「なるほど、あなたはそう思うんだね」で一度ゆるめること。これだけでも会話がまったく違う形になります。それから、怒りが湧いた瞬間に5秒だけ間を取ること。拍子抜けするほど簡単なのに、思考停止を避けられるのが大きかったです。そして、怒りの正体が「自分を受け入れられていないサイン」かもしれないという視点は、日常のつまずきを別の角度から見直すきっかけになりました。 感情に振り回される自分を責めるより、「なんで今こんな反応をしたんだろう」と落ち着いて扱いたい人に向いています。僕と同じように、怒りよりも本音でつながれる関係をつくりたい人にはじんわり効く一冊だと思います。
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