
脱イライラ習慣! あなたの怒り取扱説明書
中島 美鈴
すばる舎 / 2024-09-30
この本について
最近、他人のちょっとした行動に反応しすぎたり、夜にニュースのコメント欄を延々と読んで気分がざらついたまま寝てしまうことが増えていませんか。自分でも理由がよく分からないままイライラが続くと、「なんでこんなに気持ちを扱うのが下手なんだろう」と落ち込んでしまいますよね。僕も同じで、余裕がないときほど他人の運転や言い方に過敏になっていました。 この本がいいなと思ったのは、怒りを「性格」や「気合い」で片づけず、ちゃんと“構造”として見られるようになるところです。たとえば、他人に向けた怒りの裏に「すべき思考」や自己犠牲が潜んでいると気づけると、的外れな相手に八つ当たりしていた自分にも説明がつきます。また、相手に求めるゴールを理想ではなく“現実にできそうなライン”に調整すると、人間関係の摩耗がかなり減りました。白黒で評価しない考え方も、実際にやってみると驚くほど気持ちが軽くなります。 大げさに人生が変わる本、というより、日々の小さな詰まりがほどけていく感じです。職場でも家庭でも「自分だけ空回りしている感覚」がある人には、かなりしっくりくると思います。読んでみると、怒りそのものよりも、その根っこにある自分のパターンに気づけるのが大きかったです。
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