
ザ・メンタルモデルワークブック
由佐美加子 and 中村伸也
オオルリ社 / 20211112
この本について
人と関わるたびに「どう見られているんだろう」とそわそわしたり、未来の心配ばかりして頭が休まらなかったり。僕もずっとそのループから抜けられずにいました。外側に合わせようとするほど不安が強くなるのに、止め方がわからないんですよね。 この本は、そんな不安や怒りの“裏側”にあるものを、静かに見えるようにしてくれます。たとえば、不安は「今ここに不安がある」と受け入れない限り消えないこと。怒りは「自分が本当は何を求めているか」を示すエネルギーだということ。避けたい出来事をシミュレーションし続ける癖も、ただ怖れから自動的に動いていただけだと気づかされます。行動の前に、自分の内側で何が起きているのかを一度感じ取る。その小さなステップだけで、外側に振り回されにくくなる実感がありました。 派手な変化を語る本ではないですが、「自分の反応の起点がどこにあるのか」を丁寧に扱いたい人にはすごく向いています。他人に合わせ続けて疲れてしまう人、自分の感情の扱い方に迷っている人には特にしっくりくるはずです。自分の内側と外側の世界の関係を、現実的な感覚で整えていきたいときに、そっと寄り添ってくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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