
「薄い財布」の社長が明かす ミニマリスト仕事術 (大和出版)
南 和繁
PHP研究所 / 2022-01-19
この本について
最近、仕事がパンパンで「やることは多いのに、なんで充実感は増えないんだろう…」と感じる人、多いと思います。僕もまさにその一人で、気づけば重要度が低い“緊急っぽいこと”に流されて、肝心なことが後回しになりがちでした。そういうときって、やる気どうこうより、そもそも「時間の使い方の前提」が少しズレているのかもしれません。 この本で印象的だったのは、包丁のたとえのように、いったん立ち止まって“刃を研ぐ側”に回る発想です。やみくもにキャベツを切り続けるんじゃなくて、自分の時間の中で、何に情熱があって、何を切り捨てても困らないのかを丁寧に仕分けする。その結果、「瞬間的にやりたいと思ったこと」の優先度を上げるとか、「本当はやらなくていいタスク」を下げるといった、小さな調整ができるようになるのが大きかったです。長期の資産づくりも同じで、一度決めてしまえば不安に振り回されなくなり、時間と心の余白が戻ってきます。 結局、ミニマリストという言葉よりも、「自分にとっての必要最小限を知る」ことが核心なんだと思います。惰性で繰り返している行動を見直して、自分が主体的に選び取れる時間を増やしたい人に、この本はちょうどいい距離感で寄り添ってくれます。仕事のやり方を劇的に変えなくても、1日の質をじわっと上げたい人に刺さるはずです。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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