
10秒で好かれるひとこと 嫌われるひとこと
佐藤綾子
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2022-03-25
この本について
人と話していて、「あれ…今の言い方で空気がちょっと乱れたかも」と後からじわっと不安になること、けっこうありませんか。自分としては丁寧に伝えたつもりでも、相手の反応が固いまま終わる日が続くと、何をどう直せばいいのか分からなくなるんですよね。僕も仕事で提案を通せない時期があって、言葉選び以前に“相手の理解プロセスに乗せる”という発想が抜けていたんだと、この本を読んでようやく気づきました。 この本が面白いのは、「10秒=約44文字」という物理的な制限を前提にして、人の心が動きやすい“ひとこと”の組み立てを解説しているところです。たとえば、相手のやり方を否定せずに「イエス、アンド」で提案をつなげる流れや、自分の感情や考えを丁寧に示すアイメッセージの使い方など、読んですぐ使えるのに無理がない。実際、僕も会議の場で相手の目をまっすぐ見てソフトに一言添えるだけで、話の温度が変わる経験が増えました。小手先というより、“相手を認めてから話す”という姿勢を整えてくれる本です。 「伝え方の本はたくさん読んだけど、実際の会話になると全部吹き飛ぶ」という人には特に刺さると思います。日々のコミュニケーションを、大げさに改善しようとしなくてもいい。ただ10秒の扱い方を変えるだけで、相手の反応が変わる感覚をつかめるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの63%が集中しています。
読書の順序
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