
期待以上に人を動かす伝え方
沖本るり子
かんき出版 / 2018-10-15
この本について
人と話していると、「ちゃんと伝えたつもりなのに、相手の反応がズレている…」みたいな小さなストレスって積み重なりますよね。年上の部下に依頼するときや、仕事を丸投げしてくる相手に一言返したいときも、言い回し1つで関係がギクッとすることがあるので、僕もよく悩みます。 この本が面白いのは、気合や性格ではなく、「伝える順番」「文の長さ」「言葉の選び方」みたいな、調整可能な部分だけに徹底的にフォーカスしているところです。例えば、相手に期待させる“間”をつくるとか、依頼には必ず期限を添えるとか、一見当たり前なのに、自分では意外と抜け落ちているポイントばかりでした。また、つい感情的になりそうな場面でも、相手の行動や思考を拾ってあげるだけで気持ちがプラスに傾く、という話もかなり実感を伴って腑に落ちました。 もう1つ助かったのは、「相手はこちらと同じ解釈はしない」前提で、専門用語を避けたり、1つの文に1つの情報だけを入れたりする工夫です。これを意識するだけで、こちらの意図通りに相手が受け取ってくれる確率が上がるので、自分のストレスも減ります。 言い方ひとつで損してる気がする人、対人の細かい気疲れをなんとかしたい人には、かなり実用的に刺さると思います。僕もまだ迷いながらですが、少しずつ会話の事故が減ってきました。
読書インサイト
ハイライト密度
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