
インフレ不可避の世界
澤上 篤人
明日香出版社 / 2022-03-11
この本について
最近まわりでも「物価は上がるのに給料はそこまで上がらない」とか、「投資したいけど、何を信じていいのか分からない」といった声をよく聞きます。自分もニュースを追うほど不安が増して、結局なにも動けないまま時間だけが過ぎる…そんな時期が長くありました。 この本を読んで印象的だったのは、いま起きていることを“日本だけの停滞”として捉えるのではなく、もっと大きな流れとして見直す視点が得られたことです。たとえば、アメリカの富裕層に資産が集中しすぎている現実を知ると、個人の努力だけでは語れない構造があると分かるし、そこでどう生きるかを考えやすくなります。また、誰かが盛り上がっている銘柄を追いかけるより、淡々と安値を拾いにいくという姿勢が長期では効いてくる、という点も腑に落ちました。勇ましい投資論ではなく、「こういう環境だからこそ、地味な判断を積み重ねるしかない」という現実的な温度感がありがたいです。 全体を通して感じたのは、インフレや資産格差を“恐れる対象”としてだけ見るのではなく、どう付き合っていくかを自分なりに組み立てるための土台になる本だということ。特に、なんとなく将来が見えにくいと感じている人ほど、数字の裏側にある構造を知ることで、過度に落ち込まずに次の行動が決めやすくなると思います。 投資に前のめりではないけれど、今の世界の動きに置いていかれている気がする人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





