
この国でそれでも生きていく人たちへ (講談社+α新書)
森永卓郎、森永康平
講談社 / 2025-03-06
この本について
最近、ニュースで景気だの投資だの物価だの…いろんな言葉が飛び交いますが、「結局いま何が起きてるのか、自分の生活とどう関係あるのか」がよく分からないまま不安だけ積もること、ありませんか。僕も同じで、投資が盛り上がっていると言われても、どこまでが本物でどこからが“お化粧”なのか判断しづらいし、格差の話も自己責任論も、結局どこを信じていいのか迷ってしまいます。 この本は、そういうモヤモヤに対して、派手な希望を示すというより「現実を正しく見るための目線」を整えてくれる感じがあります。たとえば、バブルの正体を“インチキのオンパレード”とバッサリ切る場面は、流行りの投資話を耳にしたときに一度立ち止まる癖をつけさせてくれるし、格差や闇バイトの話は、自己責任論で片づけられない構造があることを腹落ちさせてくれます。また、原発や太陽光のコストの話など、エネルギー問題を「自分の生活の延長」で考えられる視点ももらえます。 大げさに世界を変える本ではないけれど、足元で起きていることを自分の言葉で整理したいときにちょうどいい距離感です。特に、世の中の“正しそうな空気”に振り回されやすい人には静かに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
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