
いま世の中で起きている「本当のこと」 プーチン危機・米中対立・パンデミック…得するのは誰なのか?
及川幸久
この本について
国際ニュースを見ていても、結局どこまでが本当なのか分からない…そんなモヤモヤを抱えたまま流してしまうことって、けっこうありますよね。表向きの説明と裏で動いている力が食い違っている気がするけれど、じゃあ具体的に何がどう絡んでいるのかまでは掴めないまま終わってしまう、あの感じです。 この本は、その「どうしてそうなるのか」を、著者なりの視点で筋道として示してくれます。軍需産業や金融の構造が国家の判断にどう影響するのか、ドイツと中国の経済的な結びつきがエネルギー問題にどう跳ね返るのか、あるいはアメリカ政権内部の路線争いが世界の均衡にどんな形で現れるのか…。ニュースの背後にある動機を、読み手が自分で考えるための材料として置いてくれる感覚があります。「10年に一度は戦争が必要なのか」というような極端に見える話も、事実として断定するというより、こういう見方もあると知ったうえで世界の情報を拾い直すきっかけになります。 肩肘を張らずに国際情勢の“つながり”を整理したい人には刺さると思います。もちろん、内容をそのまま信じる必要はなくて、むしろ自分の考えを組み立てるための補助線として読むのがちょうどいい距離感でした。こういう背景を知っておくと、日々のニュースの見え方が少し変わります。
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