
おかげさまで、ご紹介で営業しています。
鎌田 聖一郎
すばる舎 / 2013-07-31
この本について
営業の本を読んでいると、「結局は根性論か…」とそっと閉じたくなることがあります。僕自身、目先の数字を追いかけすぎて、お客様との関係がどこかギクシャクしてしまう時期がありました。紹介でつながる営業にあこがれはあるのに、実際は月ごとのノルマに気持ちを持っていかれる。たぶん、同じように悩んでいる人は多いと思います。 この本が面白いのは、「紹介を増やすテクニック」ではなく、「紹介が自然に続く関係のつくり方」を淡々と実務レベルで描いているところです。たとえば、契約をゴールにしない姿勢。契約を追わないほうが関係が深まる、というのは頭ではわかっていても、実際にどう行動を変えればいいのかは曖昧になりがちです。でも本書では、コンサル中の会話の具体的な流れや、紹介のサインに気付く場面、お客様を可能な限り理解しようとする姿勢がどう積み上がっていくのかがそのまま書かれています。 もう一つ刺さったのは、「紹介を自分のために受け取らない」という考え方でした。紹介先の人のために仕事をする、という視点に立つと、お客様に余計な負担をかけない距離感や、無理に広げない判断が自然とできる。数字のためではなく、人のために動くほうが結局は長く続く、というのは自分の働き方を見直すきっかけになりました。 営業の型を変えたいけど、無理にキャラを作るのはしんどい。そんな人にこそ合う一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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