
場をつくる チーム力を上げるリーダーの新しいカタチ
広江 朋紀
明日香出版社 / 2022-03-11
この本について
チームで話し合っているのに、本音が出てこなかったり、会議が形だけになっていたり。リーダーでもメンバーでも、「どうすれば関係がほぐれて、前に進む感じが出るんだろう」と立ち止まることがあると思います。自分も同じで、頑張って仕切ろうとするほど空気が固まっていく経験ばかりでした。 この本が助けになるのは、「うまくやろうとしないリーダー像」を示してくれるところです。まず、場を安全基地にすることをしつこいくらい具体的に語ってくれます。雑談の余白をどう機能させるか、会議の冒頭で一人ずつ話す意味、否定ではなく好奇心で問いを重ねる姿勢など、明日からの関わりにそのまま使える視点が多いです。また、チームが混沌に入る段階が必ずあるとあらかじめ知っておくことで、焦ってコントロールしようとせず「いまはそういう時期」と腰を据えられるのも大きいところでした。 さらに印象的なのは、人は似た人に寄りがちな「ホモフィリー」への指摘です。意見を言わない人が怠けているのではなく、無知に見られる不安や、邪魔だと思われる不安があるだけかもしれない。そこに気づけると、場づくりのアプローチが柔らかく変わっていきます。 チームをもっと「話せる場所」にしたいと感じている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
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