
ナナメの夕暮れ (文春文庫)
若林 正恭
文藝春秋 / 2021-12-07
この本について
人とすれ違うだけで疲れる日ってありますよね。自分がどう見られているのかばかり気になって、楽しむ余白がどんどん減っていく感じ。頭では「もっと気楽に」と思っているのに、心がついてこないまま時間だけが進んでいくあの感覚、ぼくも何度もハマりました。 『ナナメの夕暮れ』が効くのは、立派な答えをくれるからじゃなくて、「外の世界に足場を作ると、内側のざわつきが少しずつ静まる」という実感を、若林さん自身の試行錯誤で見せてくれるところです。すれ違う人が敵から味方に変わった瞬間の話や、没頭がネガティブからの避難場所になるという感覚、自分が楽しいと思えることをノートに書き出していく地味な作業。そのどれもが、今すぐ劇的に人生を変える方法ではないけれど、日々の息苦しさを少しほぐすための現実的なヒントとして染みてきます。 特に「自分の内側だけで完結させないで、外に手を伸ばした方が楽になる」という視点は、他人の目を気にしすぎて動けなくなっている人には深く刺さるはずです。理想の自分を追いかけ続けて、いまの自分を置き去りにしてしまいがちな人にも近い感覚があると思います。 自意識の沼に足を取られやすい人、何をしても心が晴れない時期を過ごしている人には、そっと横に座ってくれるような一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の読者はこんな本も読んでいます
読者のジャンル傾向
この本の読者が他に読んでいるジャンルの割合
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






