本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学 (ブルーバックス)

本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学 (ブルーバックス)

佐藤成美

講談社 / 202205

累計読者数9
平均ハイライト数 9.7件/人
star総合評価 46/100
start序盤集中型

この本について

食べものの話って、ネットで調べれば調べるほど混乱してきませんか。糖質と炭水化物の違いとか、酵素食品は本当に意味があるのかとか、卵は何個まで大丈夫なのかとか。自分も「結局どう考えたらいいの…」とモヤモヤしていた時期が長かったのですが、この本はその霧をだいぶ晴らしてくれました。 良かったのは、まず体の仕組みがちゃんと説明されることです。細胞の寿命や、食べたものがどう分解されてどこを通ってエネルギーになるのか、当たり前のようで意外と知らない基礎がわかると、食べ方の判断がぶれにくくなります。さらに、水が栄養の前提になるという話や、甘味の感じ方が分子レベルで違うという説明も、日々の選択を落ち着いて考える材料になりました。酵素食品がなぜ仕組み的に効かないのかといった“誤解ポイント”をそのまま言い切ってくれるのもありがたかったです。 極端な食事法に振り回されるより、「体がどう動いているか」を知ったうえで選ぶほうが結果的に楽だな、と読んでいて実感しました。栄養学を専門にやりたいわけじゃないけれど、日常の食事をもう少し納得して決めたい人にはちょうどいい本です。こんがらがった情報を一度リセットしたい人に刺さると思います。

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