身体動作解体新書 現象を本質的に分解してパフォーマンスを上げる

身体動作解体新書 現象を本質的に分解してパフォーマンスを上げる

里 大輔 and 清水 英斗

累計読者数7
平均ハイライト数 13.1件/人
star総合評価 50/100
start序盤集中型

この本について

動きに関する悩みって、努力の量とはあまり関係なくて、原因がどこにあるのか自分ではよく分からないままになることが多いと思います。頑張っているのに手応えが薄いとか、指導していても「ここを直せばいい」は分かるのに、具体的にどう伝えればいいか言語にできないまま終わってしまう、あの感じです。 この本がおもしろいのは、動作を抽象的に語るのではなく、ラインやポジションといった客観的な“基準”を置くことで、曖昧だった違和感が見える形に変わっていくところです。腕振りひとつでも「もっと大きく振ろう」ではなく、「手首を腰の下に通す」という具体的な位置に置き換えるだけで、動きと脚の連動が変わる。その小さな視点の差が、全体のパフォーマンスまで届くのを実感できます。また、できていない部分だけでなく「できている要素」を拾う視点が強調されているのも、読んでいて救われました。結果だけで判断しないための見方が言語として手に入る感覚があります。 さらには、アビリティ、テクニック、スキルという3階層を“筒”として捉える考え方が、練習や指導の組み立てをすごく現実的にしてくれます。人はみんな均一なピラミッドではなく、どこかが歪んでいる。その歪みを前提に、今どの段階をどう整えるべきかを逆算できるので、やみくもに「走り込め」にならない。身体にも予算がある、という考え方も含めて、無理のない改善の道筋を描ける本でした。 自分や選手の動きの「何がズレているのか」を言語で捉えたい人には、特に刺さると思います。

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出版社による紹介

あらゆるアスリートのパフォーマンスを改革してきた里大輔が、すべてのスポーツに応用可能な「自由自在に動く方法」を伝授!
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