
freeeの事例に学ぶ、新規プロダクト開発の進め方
freee株式会社
翔泳社 / 2022-05-31
この本について
新規プロダクトを任されたとき、「この進め方で本当にいいのか」「調査も議論も手探りで、抜け漏れがある気がする」と不安になることがよくあります。少人数で進めると判断が自分たちに寄りがちだし、逆に関係者が多いと意思決定がぶれる。そのあたりの迷いが積み重なって、前に進んでいるのか分からなくなるんですよね。 この本は、freeeが実際に新規プロダクトを立ち上げたプロセスをかなり赤裸々に書いていて、「正攻法っぽく見えないけど、こういう回り道も現場では普通にあるよ」という温度感が救いになります。特に、最初から全部を調べ上げるのではなく、“分かっていることを埋め、分からないことは調査方法と仮説だけを置いておく”という進め方や、100本以上のヒアリングを通して徐々に視野を整えていく姿勢は、焦ったときほど効きます。対面で議論するべきフェーズを見極めて、1週間だけ全員で集中的に集まる判断も、現実的で参考になりました。 プロトタイプの磨き込みから受容性調査、リリース判定まで、関係者を巻き込みながら迷い続けるプロセスがそのまま描かれているので、正解探しに疲れている人には特にしっくりくると思います。自分の立てている企画が、いま全体のどの地点にいるのか分からないときに読みたい一冊です。こんな人に刺さる:少人数PMチームで手探りの企画を進めている人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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