
進化と人間行動 第2版
長谷川寿一, 長谷川眞理子, and 大槻久
この本について
人の行動って、生まれつきどこまで決まっていて、どこからが文化による後づけなんだろう…と考え込むことがよくあります。仕事で人間関係のクセに悩んだときも、「これは性格なのか、育ちなのか、それとも環境なのか」がわからず、結局いつも曖昧なまま終わっていました。 『進化と人間行動 第2版』は、このモヤモヤをいきなり解決してくれる本ではありません。むしろ、「単純に割り切れない理由」を丁寧に見せてくれます。たとえば、文化相対主義がなぜ強く信じられてきたのか、その裏でどんな再検証が進んだのかが具体例つきで語られますし、遺伝子から行動がどう立ち上がるのかという話も、ハタネズミの実験のようなリアルな研究をもとに説明されます。また、環境に応じて皮膚色がどう変わってきたのかなど、「進化=昔話」ではなく、今の自分の身体にも続いている話として読めるのが印象的でした。 読んでいると、「人間は生物であり文化の産物でもある」という当たり前のようで混雑した問いに、少しずつ立体感が出てきます。決めつけずに、でも肉薄して考えたい人にはちょうどいい距離感の本です。こんな人に刺さると思います。人間理解の「どちらか」ではなく「両方」を扱いたい人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




