
ゲンロン0 観光客の哲学
東 浩紀
株式会社ゲンロン / 2017-12-11
この本について
他人の「いいね」の流れに巻き込まれたり、政治や社会の話題になると急に言葉が重たくなったり、距離感がつかめないまま日常を過ごしてしまうことってありませんか。大事にしたい価値観はあるのに、それをまっすぐ語るとどこか偽善っぽく見える気がして、つい黙ってしまう。ぼく自身もずっとその違和感を抱えてきました。 『ゲンロン0 観光客の哲学』は、そんなモヤモヤに対して、解決というより「別の角度から見てみない?」と差し出してくる本でした。たとえば、他者を大事にしろと言いながら誰にも届かないリベラルの空虚さとか、ネットで他人の欲望を欲望してしまう仕組みとか、わかっているのに抜け出せない構造をまず丁寧に言語化してくれる。さらに、「観光」というふまじめな視点から、自分の立場に固着しない関わり方を描き直すあたりが、この本の一番ユニークなところだと思います。親になるとは誤配を引き受けることだ、という大胆な比喩も、読むほどに「正しさ」より「関わりの継続」を大事にする考え方へと柔らかく向きを変えさせてくれました。 自分の思想や立場に自信がないまま、それでも世界と関わりつづけたい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要







