
13歳からの経営の教科書 「ビジネス」と「生き抜く力」を学べる青春物語 (角川書店単行本)
岩尾 俊兵
KADOKAWA / 2022-06-29
この本について
仕事のアイデアを考える時って、「結局なにから手をつければいいんだろう」とか「自分の考えている価値って、本当に人に必要なんだろうか」とか、そんな小さな不安がじわっと出てきませんか。僕もよくそこで止まってしまうタイプで、頭の中だけで転がしては、結局動けずに終わる…みたいな日が続くことがあります。 この本が面白いのは、ビジネスを“特別な人だけの世界”として描かず、ジュースやカレーの値付けみたいな身近なところから「価値の見え方」が変わる瞬間を拾ってくれるところです。持ち運びやすさで値段が変わる、いつでも冷たい飲み物が手に入ることも立派な価値になる…そんな当たり前だけど見落としがちな視点を思い出させてくれます。そして、計画を立てて小さく試し、ズレたら直す。その繰り返しこそが仕事の現場で自分がやっていることと自然に重なって、少し肩の力が抜けました。 物語として読みやすいのに、株式会社の仕組みやマーケティングの本質までスッと入ってくるのもありがたくて、「ややこしい概念を理解しなきゃ」という構えがなくなります。自分だけではできないことが仲間の力で形になっていく描写も、働く意味をもう一度考えさせられました。 ビジネス書に苦手意識がある人や、「価値ってなんだっけ?」と迷いがちな人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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