
ショートカット思考
グレイス・ローダン、三宅 康雄
この本について
なんとなく「もっと頑張らなきゃ」と思いながら、実際には生活が仕事に押しつぶされていたり、自分の努力が周りに伝わっていない感じが続くことってありますよね。私もそうで、気力だけで踏ん張ろうとして何度も摩耗しました。この本を読んで、ようやく「気合いではどうにもならない部分」を言語化してもらえた気がします。 たとえば、レジリエンスを個人の根性の話にせず、睡眠や環境の整え方を具体的に示してくれるので、自分の生活を少しずつ立て直すきっかけになりました。また、職場で停滞しているときに「誰にどんなタイミングで見てもらうか」が結果に影響するという視点は、単に努力量を増やすよりも現実的に動ける感じがしました。さらに、自分が型にハマらないタイプならむしろ強みになるという話は、比較で消耗していた気持ちをゆるめてくれます。 特に、頑張っているのに評価が伸びないと感じている人には刺さると思います。小さなイエスを積み重ねて流れを変えていく話も、背中を押すというより、「このくらいからでいいんだ」と肩の力が抜ける感じに近いです。 大きな決断を迫られる本ではなく、今の自分が置かれている場所を少しだけ扱いやすくしてくれる本でした。同じように行き詰まりを感じている人なら、何かひとつ持ち帰れると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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