
日本のシン富裕層 なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか (朝日新書)
大森 健史
株式会社朝日新聞出版 / 2022-10-13
この本について
仕事やお金のことを考えると、「このまま準備ばかりしていて意味あるのかな」「動きたいけど、何から手を付けるべきかわからない」というモヤモヤが出てきませんか。僕自身40代が見えてきて、年齢をどう捉えるかで選ぶ行動が変わるよな、とよく考えます。そんなときに読んだのが『日本のシン富裕層』でした。 この本が面白いのは、派手な成功談ではなく、彼らが日常レベルでどう判断しているかが淡々と書かれているところです。たとえば「人にしてもらうことは値切らない」という姿勢は、結局のところ人間関係にどう向き合うかの話ですし、「やる気があるときこそ無駄に動かない」という助言は、焦って資格の勉強に逃げてしまいがちな自分には刺さりました。それから、年齢の捉え方。35〜45歳がプレイヤーとして最盛期だという話を読むと、先延ばしの怖さが少し現実味を帯びてきます。 もうひとつ、彼らの共通点として「身軽さ」があるのも印象的でした。大きな夢より、自分の時間を大切にするための選択をしている。モノも人も必要以上に抱えず、資産も出口まで見て考える。これらは極端な成功哲学ではなく、日常の判断基準として割と現実的に使える視点だと感じました。 自分のペースで生きたいけれど、どこか踏ん切りがつかない…そんな人にしっくりくる一冊だと思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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