
いきなり1行目から書く物語制作術 創作実践シリーズ
兎野 卵
この本について
物語を書こうとすると、最初の1行目で手が止まることって多いですよね。下書きの前に全体像を固めなきゃ、とか、キャラを作り込まなきゃ、とか、なぜか準備ばかり増えていく。でもいざ書こうとすると、どこに視点を置けばいいのか分からず、結局また悩む…僕もずっとそのループでした。 この本が面白いのは、「1行目は作品全体の設計図じゃなくて、まず自分が違和感なく置ける“カメラ位置”なんだ」という視点をくれるところです。カメラをどこに置くかだけなら、作品全体の完成イメージはいらない。むしろ、書きながら2行目3行目で自然に視点が狭まり、流れが決まっていく。その感覚が腑に落ちると、最初の一文がただの“入口”として扱えるようになります。 もう一つ助かったのは、「自作品に溺れすぎない距離感」の話です。キャラを愛しすぎると視点が固定されてしまう、という指摘はドキッとしました。確かに、他人事のつもりで1行目を書くと、自分でも予想しなかった発想が出やすい。あの“拾い上げた瞬間のゾクッ”を、意図して起こせるようになるんですよね。 準備ばかり増えて書き出せない人、もしくは「完璧な1行目」を求めて前に進めなくなるタイプの人には特に刺さるはずです。書くことのハードルを下げるというより、自分の視点にかかっていた錘を外してくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの13%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_altBookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








