
おつかれ、今日の私。
ジェーン・スー
マガジンハウス / 2022-12-08
この本について
最近、気づかないうちに自分を低く見積もっていたり、同じ悩みを何日もぐるぐる考えてしまったりしませんか。誰かの意見にふらっと引っ張られて疲れるくせに、気乗りしない誘いを断れなかったり。僕もよくやってしまうんですが、こういう時って「自分をどう扱えばいいのか」がわからなくなるんですよね。 ジェーン・スーさんの『おつかれ、今日の私。』は、その感覚に驚くほど寄り添ってくれます。大げさな励ましではなく、「こういう時はこれくらいでいいんだよ」と肩の力が抜ける提案ばかり。たとえば、しんどい時に必要なのはセンチメンタルさではなく、ただニヤニヤできる“だけ”のものだという視点。あるいは、自分を低く見積もる人からはさっさと距離を取って、ちゃんと「いいね」と言ってくれる場所へ移動するという現実的な判断。そして、気に病むクセから抜け出すために、まずは体のどこか一か所を丁寧にケアしてみるという小さな工夫。どれも今日から使えるし、無理がないんです。 こういう地に足のついたやり方がしっくりくるのは、「自分を立て直すのに大改革はいらない」と思っている人だと思います。頑張りすぎずに、でも流されっぱなしにもならずに暮らしたい人に、静かに効いてくる一冊です。
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