
キャリア迷子 自分らしく働けない人のための「生き方提案」
小林さとる
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2023-01-27
この本について
「ちゃんと働いてるはずなのに、なんでこんなに落ち着かないんだろう」とか、「いまの職場が合ってない気がするけど、何が違うのか説明できない」というモヤモヤって、放っておくとどんどん重くなりますよね。僕自身も、昇進とか給料みたいな“外から見える基準”と、自分の内側にある感覚とのズレに気づくまでに時間がかかりました。 この本が役に立つのは、ただ励ましてくるわけではなく、自分のキャリアを“外側の物差し”ではなく“内側の基準”で見直す手がかりをくれるところです。たとえば、自分が幸せを感じる条件を細かく言語化するパートは、曖昧だった「働く理由」がだいぶクリアになりますし、偶然をただ待つのではなく“偶然に備える”という考え方は、停滞している時期の過ごし方を変えてくれます。また、ニュートラルゾーンにいるときに無理に結論を急がなくていい、という視点は、迷いの期間を必要なプロセスとして捉え直せるのが大きいです。 いまの働き方に違和感はあるけれど、劇的に転職したいわけでもない…そんな「じわじわ迷っている人」に静かに効いてくる一冊だと思います。自分のキャリアを“作り直す”というより、“整えていく”感覚に近いので、肩に力が入りすぎている時にも読みやすいはずです。
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