町内会 日本人の自治感覚 (中公新書)

町内会 日本人の自治感覚 (中公新書)

中川剛

累計読者数3
平均ハイライト数 8.7件/人
star総合評価 39/100
start序盤集中型

この本について

地域の集まりや町内会の案内が来るたびに、どこまで距離を置くべきか少し迷うことがあります。関わらないと不都合が起きそうだけど、積極的に入り込む理由も見つからない。そもそも町内会って、今の生活にどんな意味があるんだろう…と考えたまま、答えが出ないまま放置してしまうあの感じです。 この本は、町内会を「好きか嫌いか」ではなく、歴史や構造からいったん丁寧に見直す視点をくれます。五人組制度や戦時期とのつながりといった暗いイメージをそのままにせず、実際にはどんな経緯で復活し、何を担わされ、どんなズレが生まれてきたのかを冷静に解きほぐしていく。読みながら、自分が抱えていたモヤモヤが単なる個人的な抵抗感ではなく、日本の自治の歴史そのものとつながっていると分かり、少し気持ちが落ち着きました。 もう一つおもしろかったのは、アメリカのコミュニティとの対比です。町内会は「個人の意思を前提にした組織ではない」という指摘を読むと、日常で感じるあの微妙な圧力や曖昧な役割分担にも説明がつきます。否定も肯定もせず、現実の町内会を“手持ちの条件”としてどう理解するかに向き合わせてくれるのが、この本のいちばんの効き目です。 地域との距離感でずっと迷ってきた人や、「なぜ日本ではこうなるのか」を構造から知りたい人には特に刺さると思います。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの92%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

BookNotion をお使いの方へ

この本の指標は、あなたの本棚でも見られます

このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要