
結果を出してサクッと帰る 神速時短
ヴィランティ 牧野 祝子
すばる舎 / 2024-03
この本について
仕事をしていると、「自分ではどうにもならないこと」に気持ちや時間を奪われて、肝心のやるべきことが後回しになる瞬間ってありますよね。私もつい、会社の事情や明日の天気みたいにコントロールできないものを理由に、動きづらくなることがあります。でもこの本を読んで、今の自分が動かせる範囲って思ったより広いのかもしれない、と少し気が楽になりました。 特に刺さったのは、「過去でも未来でもなく、今この瞬間だけがコントロールできる」という視点です。やるべきか迷うタスクも、「今やらなくてはいけないのか」「私にしかできないのか」で選び取ると、余計な力みが抜けていきます。さらに、「どう早く終えるか」ではなく「どう手放すか」に意識を向ける考え方は、私の働き方のクセにガツンときました。任せる相手を選ぶ基準まで具体的に書かれていて、丸投げでも完璧主義でもない、現実的な線が見えてきます。 もうひとつ良かったのは、「20年後に思い出すか?」という問いです。仕事を効率化する話の中に、家族や自分の時間の重みが自然に差し込まれていて、仕事のための時短ではなく、自分に戻るための時短なんだと腑に落ちました。 ひとりで抱え込みがちな人ほど、静かに効いてくる本だと思います。今の延長線に限界を感じている人に届いてほしいです。
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