
俺たちの箱根駅伝 下 (文春e-book)
池井戸 潤
文藝春秋 / 2024-04-24
この本について
仕事でも人間関係でも、頑張っているつもりなのに「どう進めばいいか」が急にわからなくなる瞬間ってありませんか。正解のない場面で迷ったまま立ち止まってしまうことが、自分でももどかしい。そんなときにこの本を読んで、必要なのは根性ではなく「状況を想像し、仲間と考えを擦り合わせること」なんだと気づかされました。 作中の選手たちは、強いから前に進めるわけではなく、迷いながらも何度も話し合い、自分の走りを選び取っていきます。甲斐監督がいう“メンタルが七割”という言葉も、精神論ではなく「知らないから不安になる」という現実的な視点から語られるのが印象的でした。事前に考え尽くすことで、自分の判断を信じられるようになる感覚は、仕事の場面にもそのまま持ち込めます。 そしてもうひとつ心に残ったのは、「ひとりで走っているように見えて、実際は誰かが支えてくれている」という描写の数々です。サプライズで併走する仲間や、丁寧な取材で選手に寄り添う実況の姿に触れると、頼ることをためらっていた自分の肩の力がふっと抜けました。強さって、背負い込みすぎないことなのかもしれません。 自分のペースが掴めず焦りやすい人、ひとりで抱え込みがちな人には特に響くと思います。現実の判断やチームの関わり方を少しだけ変えてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









