
【新版】論文・レポートの基本 この1冊できちんと書ける!
石黒圭
日本実業出版社 / 2024-02-16
この本について
レポートを書くたびに、「結局これって何を問えばいいんだっけ…」と手が止まることがよくあります。テーマはあるのに、問いが固まらないまま書き始めてしまって、読み返すと自分でも何を主張したかったのか曖昧。そのモヤモヤ、けっこう多くの人が抱えてると思います。僕もずっとそのなかの一人でした。 この本が効くのは、「問いの立て方」と「研究のサイズの決め方」を、現実的な作業レベルにまで落として説明してくれるところです。「~について」では問いにならない、ではどう深めればいいのかを、実際の例文で見せてくれるのがありがたい。問いを狭めることで調査の輪郭が急に見えてくる感覚は、読んでるだけで肩の力が抜けます。さらに、Googleでは情報が散りすぎるときにGoogle ScholarやCiNiiをどう使うか、検索の迷子になりがちな僕には刺さりました。 もうひとつ良かったのは、レポートと論文の区別を「6つの要素」で整理してくれるところです。どれを入れるべきか、どれを削っていいのかが明確になるので、書き出し前の不安がかなり減ります。やみくもに枚数だけ埋めていた頃の自分に渡したい内容でした。 「書き始める前の混乱がいつも長い」という人にとっては、かなり実用的な一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
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