
すぐやる脳
菅原 道仁
青春出版社 / 2024-08-08
この本について
やらなきゃいけないことがあるのに、気づいたら別のことを始めていて、夜になって落ち込む。僕もよくやります。頭では「早く着手したほうが楽だ」と分かっているのに、身体が動かないあの感じって、自分が弱いんじゃなくて、脳そのものが先延ばしを好むだけだと知ったとき、少し肩の力が抜けました。 この本が面白いのは、「気合で動く」の真逆を教えてくれるところです。完璧にやろうとするほど脳がブレーキをかけるとか、動けばドーパミンが後からついてくるとか、行動のスイッチを押す仕組みを淡々と説明してくれる。たとえば、作業は満点ではなく合格点で出して総量を増やすとか、決断した直後に自分を軽く褒めて成功体験を積むとか、日常の中でできる工夫が具体的なんです。歩きながら考えるほうがいい場面と逆効果な場面がある、なんて話も実践のイメージにつながりました。 僕自身、まずタイトルだけ打つ、メモだけ残す、違うルートで帰る…みたいな小さな動作から「すぐやる」感覚が戻ってきました。気合いじゃ続かないけれど、仕組みなら続く。そんな当たり前みたいなことを丁寧に思い出させてくれる本です。 完璧主義に疲れている人、先延ばしに自己嫌悪しがちな人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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