
世界最先端の研究が導き出した、「すぐやる」超習慣
堀田秀吾
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2022-08-26
この本について
まだ手をつけていない作業が頭の片隅にあるだけで、ずっとそわそわしてしまうことがあります。やらなきゃいけないのは分かってるのに、机に向かうまでの5秒がやけに重い。そんな自分に落ち込むこともあるんですが、この本を読んで「先延ばしは性格じゃなくて、ただの仕組みの問題なんだな」と少し気が楽になりました。 面白いのは、やる気が湧かない理由を「やらないから動けない」とはっきり言い切ってくれるところ。人間は体が先で、意識が後からついてくるという説明は、実際にやってみると本当にその通りで、最初の5秒だけ動くとエンジンがかかる感覚があります。さらに、選択肢を減らす・失敗の不安を取り除くなど、研究ベースの工夫が具体的で、環境さえ整えれば「すぐやる」がそこまで根性勝負じゃないことがわかってきます。 もうひとつ刺さったのは、「やらなかった後悔のほうが長く残る」という話。たしかに、やって失敗した後悔はそのうち忘れるけど、やらずに残るモヤモヤはずっと引っ張るんですよね。だからこそ、来年の自分は今の面倒くささを覚えていないだろうと割り切って動く、という視点は救われました。 締めると、これは「先延ばしで自己嫌悪を抱えがちな人」に静かに刺さる本です。根性論ではなく、脳と行動の仕組みを味方につけて、少し軽やかに始められるようになる一冊でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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