
イスラム移民 (扶桑社BOOKS新書)
飯山 陽
扶桑社 / 2024-11-01
この本について
移民や多文化共生のニュースを見るたびに、「なんで議論がこんなに噛み合わないんだろう…」と戸惑うことがあります。善意で語られていることと、実際の現場で起きていることのギャップが大きすぎて、正直どう考えればいいのか分からなくなる。僕自身、この辺りのモヤモヤを放置したままにしてきました。 この本は、その「なぜ噛み合わないのか」という部分に、具体的な事例を使って淡々と光を当てていく一冊です。たとえば、ヨーロッパでの移民増加の推移や、現地の自治体がどんな問題に直面してきたのか。あるいは、イスラム法の捉え方ひとつをとっても、日本側が思っているイメージと、実際にどう運用されているかのズレ。読み進めると、単純に「差別か、共生か」といった二択では説明できない複雑さがあることが見えてきます。 もう一つ助けられたのは、「相手の文化を尊重する」というフレーズが実はどれほど広い意味を含むのかを、かなり具体的に示してくれているところです。何をどこまで受け入れればいいのか、そしてどこからはその国のルールとして線を引くべきなのか。この本は答えを押し付けるというより、「判断する材料」を渡してくれる感覚に近いです。 移民・文化・社会制度について、表面的な話ではなく実例を元に考えたい人にはかなり刺さると思います。僕と同じように「善意だけで語るには無理がある気がする」と感じていた人ほど、整理が進む一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








