
聖と俗 対話による宮台真司クロニクル
宮台真司 and 近田春夫
ベストセラーズ / 2024-10-11
この本について
最近、自分の判断が言葉やテンプレに引っ張られていたり、仕事の中で「力が湧く瞬間」がどこにあるのか分からなくなったりすることが増えていませんか。考えすぎているのに、どこか自分が薄くなっていくような感覚というか。僕も同じで、役に立ちそうな理論をつまみ食いしても、現実の感情や身体とつながらないまま空回りすることがよくあります。 この本は、宮台さんの思想を総まとめした一冊というより、むしろ「どうやって自分の感覚を取り戻すのか」をめぐる長い対話として読むと腑に落ちます。刺さっている読者が多い箇所を見ていても、死線をさまよったときに他者の苦境とつながった体験や、出産に立ち会う中で“聖と俗”の境界が生まれた瞬間の話など、思考ではなく身体感覚から世界を捉え直す場面に引かれている印象があります。僕自身も、恋愛や家族を「生活世界の回復装置」と位置づけるくだりに、説明以上のリアルさを感じました。 読み終えると、「ただ正しさを更新する」のではなく、「自分の力がどこで湧き、どこで削れているのか」を具体的に確かめる視点が手に入ります。仕事でも人間関係でも、相手を“置換可能な誰か”として扱ってしまいがちな時代に、もう少し丁寧に世界とつながるためのヒントが散りばめられています。 表面的な自己啓発に疲れた人、あるいは“生活の感度”を失っている気がする人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




