
オペレーショナル・エクセレンス――業務改革(BPR)の理論と実践
田中陽一, 杉山徳伸, and 住吉光博
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2024-11-01
この本について
業務を抱えすぎて全体が見えなくなったり、「なんとなくこのやり方で続けているけど、ほんとに最適なのか…」とモヤモヤすること、僕もよくあります。現場にいるほど疑問を持ちにくくなるし、ベテラン同士で固まってしまって組織全体が硬直化していく、という状況も珍しくないですよね。 この本が効くのは、まさにその“当たり前の見直し方”を、現実的な形で教えてくれるところです。著者たちは「そもそも」「なのだから」と問い直す姿勢をすごく丁寧に扱っていて、職能ごとの最適解ではなく、End to Endでの最適解をどう作るかにこだわっています。特に、改革人材を現場と切り離して常設配置するという発想や、業務を“個性で回す”のではなく“仕組みで回す”ための役割・指標・ツールの組み立て方は、実際の行動に落とし込みやすいと感じました。仕組みが陳腐化していく前提で育成と改善を回していく姿勢も、日常に持ち帰りやすいです。 「自分の職能は理解しているけれど、隣の業務がどう動いているかよくわからない…」という人ほど、この本の視点が刺さると思います。全体を見るってこういうことか、という感覚がじわっと掴める一冊でした。
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