
仮説行動――マップ・ループ・リープで学びを最大化し、大胆な未来を実現する
馬田隆明
英治出版 / 2024-12-04
この本について
仕事で新しい企画を考えるときや、方向性に迷ったとき、「このまま進んでいいのか」「そもそもの前提がズレている気がする」とモヤっとすることがよくあります。自分なりに考えているつもりでも、気づけば都合のいい情報ばかり集めてしまって、結果として小さくまとまった仮説に寄っていく……。僕自身もまさにそのループにはまりがちです。 『仮説行動』は、そういう“思考の癖”をいったんほどきながら、前に進むための具体的なやり方を見せてくれます。印象的だったのは、正しさを当てにいくのではなく「学びを得るために検証する」という姿勢に切り替えること。間違いに気づくことを前提にすると、探す情報も変わるし、仮説を修正するスピードも上がります。また、いきなり小さな仮説に逃げず「もし何でもできるとしたら?」と制約を外して考えることで、そもそもの課題設定そのものが変わってくる、という点も腑に落ちました。細部の正解探しより、方向の正しさに意識を向けるという視点も、実務で忘れがちなポイントです。 大げさな理想論ではなく、仮説マップを作り、検証のループを回し、最後は腹をくくってリープするという行動ベースの話なので、読み終わった瞬間から自分の仕事をどう見直すかが具体的に浮かびます。「考えてばかりで動けていない気がする」「やることは多いのに、どこから着手すべきか定まらない」という人には特に刺さると思います。
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