
四毒抜きのすすめ 小麦・植物油・乳製品・甘いものが体を壊す
吉野敏明
扶桑社 / 2025-10-29
この本について
食生活を整えたいと思いつつ、何を減らせばいいのか分からないまま、なんとなく続けてしまう時があります。僕も、乳製品や植物油が「体に悪い」という話は聞いたことがあっても、どこまで本当なのか曖昧なまま放置していました。この本を読んでみると、栄養学というより“体の反応をどう捉えるか”という別の視点をもらった感覚に近かったです。 たとえば、甘いものを食べた瞬間に体がどう動くのかとか、油が腺やリンパに与える影響を「台所の排水が詰まる」のような身近な例で説明してくれるので、健康の話が一気に自分事として理解しやすくなりました。また、豆乳や大豆イソフラボンを摂る・摂らないの判断を、体質や既往歴と紐づけて考える場面も多く、単純に善悪で語らない点が印象に残りました。さらに、戦後の食生活がどう形づくられたのかという歴史の背景が挟まれることで、「今の当たり前」を一度立ち止まって見直すきっかけにもなります。 全部を鵜呑みにする必要はなくて、自分の体と向き合うための“考え方の材料”として読むのがちょうどいい本だと思います。食べ物に振り回されている感覚があって、一度立て直したい人には特に刺さるはずです。
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