
ラブカは静かに弓を持つ (集英社文庫)
安壇美緒
集英社 / 2022-05-02
この本について
仕事でも趣味でも、ひとりで抱え込んでいると気づかないうちに視野が狭くなって、「自分だけ足踏みしているのかも」と落ち込む瞬間があります。頑張っているつもりなのに成果が出ない時ほど、何をどう変えればいいのか分からなくなるんですよね。 『ラブカは静かに弓を持つ』を読んでいて印象的だったのは、独学ではどうしても見えない“癖”や“壁”に気づかせてくれる場面が多いことでした。練習量に比例しない行き詰まりは、自分の努力不足ではなく、外の視点が欠けているだけかもしれない。そう思わせてくれるシーンが何度もあります。さらに、想像力が音楽に命を与えるように、こちら側の捉え方ひとつで世界は大きく変わるという描写が続いていきます。自分の不信がつくる“透明な壁”に気づくと、恐れていたものがただの幻だったと腑に落ちる感じもありました。そして、結局のところ日々の反復が身体を変えていくという、地に足のついた視点も同時に示されます。このバランスがとても現実的です。 予想外の出来事ばかりが起きる日常の中で、自分の立ち位置が分からなくなった時。そんな時にそっと背中を押してくれる物語です。「努力しているのに前に進めない気がする人」に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





