
MM9 (創元SF文庫)
山本 弘
ダイヤモンド社 / 2025-08-20
この本について
仕事でも日常でも、自分の「熱さ」のなさにちょっと落ち込む瞬間がありませんか。周りには全力で突っ走れるタイプの人がいて、自分はそこまで燃えられない。でも、だからといって冷めきっているわけでもない。あの中途半端な居心地の悪さに、なんとなく名前がつかないまま残ってしまうことがあります。 『MM9』の抜粋を読んでいて、まず刺さるのは主人公が抱えるその温度差の感覚だと思うんです。情熱的に突き進む人を「愚かだ」と思いながらも否定しきれない、あの複雑な気持ち。それを言語化してくれるシーンが多くて、自分の立ち位置を無理に変えなくてもいいんだな、と少し肩の力が抜けます。さらに、量子論を絡めながら「世界の見え方は観測する側で変わる」という視点が示されることで、現実の捉え方そのものがちょっと揺さぶられるんですよね。事実はひとつ、という思い込みから外に出してくれる感覚があります。 物語としては怪獣災害ものですが、読んでみると単なるエンタメではなく、仕事で張り合えない日や、自分の温度を持て余す日の見え方まで変わる一冊でした。熱量が足りないと感じている人ほど、するりと入ってくると思います。 こんな人に刺さると思います。自分の「熱くない部分」をどう扱えばいいのか、ずっと答えが出ていない人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの75%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要







