
こんな僕でも社長になれた
家入一真
この本について
なんか最近、前に進もうとすると余計に空回りして、気づいたら「こんなはずじゃなかった」に落ち着いてることってありませんか。逃げるのは悪いことじゃないと頭では分かってても、実際に引き返すのって勇気がいりますよね。僕も同じで、行き止まりに突っ込んでからやっと引き返すタイプです。 家入一真さんの『こんな僕でも社長になれた』は、そういう「迷いながら生きてる人」にとって、ちょっと肩の力が抜ける本でした。立派なサクセスストーリーというより、転がって、ぶつかって、弾かれて、また転がる…その繰り返しの中でどうやって生き延びてきたかが淡々と書かれています。逃げることを肯定する言葉も印象的で、「誰も追ってこないところまで全力で逃げてもいい」という一文は、しんどい時の逃げ道をちゃんと許してくれる感じがしました。 それだけじゃなくて、サービスが軌道に乗り始めたときの混乱や、家族に反対されながらも決めた選択、間違った憶測にさらされても結果で返すしかない葛藤など、成功の影にある“生活の温度”がちゃんと描かれていて、妙にリアルなんですよね。頑張るための名言より、「こうやって迷いながらでも生きていけるんだ」という実例のほうが刺さる人にはすごく合うと思います。 うまくやれない自分に少し疲れてきた人、自分の歩き方がこれでいいのか分からなくなっている人に、静かに効く本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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