
恐れない技術 (SB文庫)
桜井 章一
SBクリエイティブ / 2012-03-16
この本について
仕事でも人間関係でも、ちょっとした不安にすぐ心が持っていかれる時期ってありますよね。失敗したらどうしようとか、誰かに期待しすぎて裏切られた気がして落ち込んだりとか。頭では「気にしても仕方ない」とわかっていても、体がビクッと反応してしまうあの感じ、僕もよくあります。 『恐れない技術』が面白いのは、「恐れをなくす方法」を精神論で語るんじゃなくて、もっと身体レベルの話や、日常の選択の質をどう変えるか、みたいな地に足のついた視点をくれるところです。たとえば、嫌なことから逃げる癖があると逆に不安が増えるとか、姿勢ひとつで心の軸が整うとか、自分との約束を守れるかどうかが結局のところ自信の源になるとか。読んでいると、無理に強がるより「腹をくくる」方がよっぽど現実的なんだなと腑に落ちてきます。 僕自身、この本を読んでから「未来が不安なのは動いている証拠」と思えるようになり、変に構えすぎる癖が少しずつ弱まっていきました。特に、失敗や叱られた経験をそのまま笑い話にしてしまう発想は、気持ちの余白を取り戻すのにかなり効きました。 日々いろんなことでビクビクしてしまう人や、つい自分を過小評価してしまう人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの69%が集中しています。
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