
「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる!
中村 文昭
サンマーク出版 / 2011-10-25
この本について
人と話すとき、「盛り上げなきゃ」と気負ってしまったり、逆に何を言えばいいかわからなくなって黙り込んだり、そんな瞬間がけっこうありますよね。僕自身、仕事でも日常でも“伝えること”がずっと苦手で、相手の反応を気にしすぎて空回ることが多かったです。 この本が面白いのは、いきなり話し方のテクニックを教えるんじゃなくて、「まずは笑われる側に回る」「頼まれごとは試されごと」「話を聞く側に徹する場面をつくる」といった、コミュニケーションの“立ち位置”を少し変えるヒントが多いところです。たとえば、相手がどんな答えを求めているかを三つのパターンに分けて考える話は、会話の迷子になりがちな人にはかなり効きます。うなずき方を三段階で変えるとか、イエスかノーで答えられる質問をまず三つだけ投げるとか、明日から実験できる工夫がちゃんと載っているのもありがたいところです。 結局のところ「話し上手」って、相手を笑わせる才能よりも、相手が何を求めているかを察する習慣のほうが土台なんだなと実感しました。僕みたいに、人と話す場面でちょっと自信がほしい人、あるいは雑談でも仕事でも“空気を読みすぎて疲れる”タイプには、かなり相性がいい一冊だと思います。
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