
もしかして私、大人の発達障害かもしれない!?
田中 康雄
すばる舎 / 2011-02
この本について
最近、「自分だけ何かうまくできない気がする」「苦手が目立って、人間関係でも仕事でもちょっとつまずきやすい」と感じている人、多い気がします。周りは普通にこなしているように見えるのに、自分だけ凸凹があるような感覚。僕も同じように悩んできたタイプなので、そのしんどさはよく分かります。 この本がよかったのは、「発達障害かどうか」を白黒つける話ではなく、「今の生活で困っている部分をどう扱えば楽になるか」という現実的な視点をくれるところです。特性そのものよりも、それが日常でどう影響しているかを一緒に見ていく感じで、苦手を力ずくで克服するんじゃなく、「どうやったら今のままで生きやすくできるか」を探す流れになっています。また、一方的に支える・支えられる関係ではなく、お互いの凸凹をフォローし合う関係が自然とできると、暮らしや仕事が驚くほど安定するという話もじんわり効きました。 大きな変身を求められる本ではなく、「自分のままでも工夫次第で十分やっていける」と教えてくれる実用書です。特に、自分の特性が仕事や対人関係で邪魔をしているように感じている人に刺さると思います。 肩の力を抜いて、まずは自分の輪郭を知りたいときに手に取りやすい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
読書の順序
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