
発達障害の自分の育て方
岩本 友規
主婦の友社 / 2015-12-02
この本について
仕事の量に押しつぶされそうになったとき、あるいは家族とのすれ違いで「自分だけおかしいのかな」と落ち込むときってありますよね。やらなきゃいけないことは分かっているのに手が動かない。ミスが続いて焦るほど空回りする。僕自身もそういう日のほうが多くて、原因の半分くらいは「自分を責めるクセ」だったりします。 『発達障害の自分の育て方』を読んで印象的だったのは、無理に平気なフリをせず、まず「白旗をあげる」という発想でした。感じないようにするんじゃなくて、「今つらい」と事実だけを受け止める。そのうえで上司に状況を伝えたり、ストレスの構造を一段上から眺めたりする。すぐ劇的に変わらなくても、あの“追い詰められる感じ”が少しだけゆるむんです。 もうひとつ救われたのは、人とのコミュニケーションも「能力の問題」だけで片づけない視点です。相手の立場を想像することで自分の思考の偏りが整って、家族との衝突が減ったという話が出てきますが、これが妙に腑に落ちました。相手を理解するための努力が、自分の心の安定にもつながるんだなと。 そして、この本が静かに背中を押してくれるのは、行動の積み重ねが自立につながるという点です。勉強会に足を運ぶ、新しい人と話してみる。結果よりも「動いた事実」が脳の回路を変えるという感覚は、同じように迷ってきた人ほどしっくりくるはずです。 自分のキャパを責めがちな人、限界のサインを飲み込みがちな人には特に届く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




