
クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち (PHP新書)
松崎 一葉
この本について
仕事がしんどいときって、「自分だけ耐えられていないんじゃないか」とか「上司に何を言われても全部自分のせいに思えてくる」とか、そんな感覚に引っ張られがちですよね。僕も同じで、特にクラッシャー気質の上司と接すると、ペースも思考も一気に持っていかれてしまうことがあります。そんなときに、この本のいくつかの視点がけっこう効きました。 一つは、クラッシャー上司の“精神構造”を理解しておくと、あの圧の強さを少し距離を置いて見られるようになることです。威圧的に見えても内側は情緒不安定だったり、承認欲求が強すぎたりする。そう思えると、「ヒラメが回遊してきたな」くらいで受け流す余裕が少し出てきました。もう一つは、自分の側の「処理可能感」をちゃんと積み上げること。過去にできたことを自分で確認しておくと、次にじわじわ効いてきます。さらに、辛さを一人で抱えず、援助を求めるのも立派なスキルなんだと腑に落ちる場面もありました。 本の内容は決して魔法ではないけれど、「あれ、自分の感じている閉塞感ってこういう仕組みだったのか」と視界が広がる感じはあります。クラッシャー上司に毎日疲れちゃう人、あるいは「なんで自分だけしんどいんだろう」と思いがちな人には特に刺さると思います。僕自身、読んでから少しだけ肩の力が抜けました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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