
新訳 原因と結果の法則 (角川文庫)
ジェームズ・アレン, 山川 紘矢, and 山川 亜希子
KADOKAWA / 2016-07-23
この本について
最近、環境に振り回されているような気がすること、ありませんか。仕事が停滞していたり、人間関係がぎくしゃくしたりすると、「外側のせい」にしたくなるし、正直ぼくもよくそうなります。ただ、この本を読むと、少なくとも自分の内側と環境のつながりを一度立ち止まって見直すきっかけにはなるんですよね。 特に刺さったのは、今の環境が“良い・悪い”ではなく、自分の思考のクセが形になったものとして現れている、という視点です。もちろん全部が自分の責任だと言いたいわけじゃないし、そう思い込むと苦しくなる状況もあります。ただ、恐れや疑いばかり抱えていた時期ほど動きが鈍っていたことや、逆に心が落ち着いていた時期は仕事も人間関係も不思議と安定していたことを思い出すと、環境と心の関係は無視できないなと感じました。 もう一つ、この本が良いのは「思考を鍛える」という話を精神論ではなく、日々の選択として落とし込んでくれるところです。今やるべきことを丁寧に終えることが集中力を育てるとか、愚痴よりも自分の中の基準を整えるほうが環境を変えやすいとか、派手ではないけれど確かな実感につながる視点が多いです。 環境のせいにしたくないけど、どう向き合えばいいかわからない人に静かに効いてくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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