
世界一やさしい テレアポ&電話営業の本
赤嶺 哲也
すばる舎 / 2011-11
この本について
テレアポって、やればやるほど「どこまで話すべきなのか」が分からなくなってしまう瞬間がありますよね。相手は忙しそうだし、こっちは説明したいことが山ほどあるし、でも長く話せば話すほど嫌がられている気がする。僕自身も「興味を持ってもらわないといけない」と思い込んで、電話のたびに空回りしていました。 この本が良かったのは、テレアポを“営業の本番”と切り離してくれたところです。電話でやるべきことは売り込むことではなく、「この人の話なら続きを聞いてみてもいいかも」と思ってもらうところで止めること。映画の予告編くらいの温度がちょうどいい、という視点はかなり腹落ちしました。さらに、相手が扉を閉めかけている状態だから、まずは同調から入るべきという話や、15〜20秒だけ相手は聞いてくれるという現実的な前提も、実務レベルで役に立ちました。やるべきことがシンプルになるので、迷いが減るんですよね。 もうひとつ印象に残ったのは、「プロとして相手をリードする」という姿勢です。へりくだりすぎず、でも押しつけではなく、相手の状況を踏まえたうえで“説明の機会をつくる”。このバランス感覚って、営業を長くやっていても意外と難しいところですが、この本はそこを丁寧に言語化してくれています。 テレアポで毎回疲れ切ってしまう人や、「説明すればするほど断られる」感覚がある人には、かなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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