
立ち上がれ日本人(新潮新書)
マハティール・モハマド、加藤 暁子
新潮社 / 2003-12
この本について
最近、「日本はこのままで大丈夫なのか」とか、「自分たちのやり方ってもう通用しないのか」と、ざっくりした不安を抱える場面が増えました。変わらないといけない気もするし、けれど急に全部を捨てるのも違う気がする。そんなモヤモヤを抱えたまま、日々のニュースだけ見ていると余計に迷います。 この本は、外から見た日本の“強み”と“つまずき方”をそのまま突きつけてきます。たとえば「日本は西洋化を急ぎすぎて混乱している」という指摘は、普段あまり言語化できない違和感を代わりに説明してくれているようでした。また、アジアの国々が日本に「成功から学びたい」と見ているという言葉は、失った自信を過度に持ち上げるのではなく、淡々と事実として提示されるからこそ心に残ります。さらに、外資との“公平じゃない競争”の話など、ニュースの裏側が整理されて、世界の動きを飲み込みやすくなる感覚もありました。 大げさに自国を持ち上げる本ではなく、「どう立て直すか」を現実的に考えるきっかけをくれる一冊です。今の日本の位置づけを、内側からではなく外側の目で捉え直したい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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