
ズルい仕事術
勝間和代
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2011-12-16
この本について
仕事をしていると、「もっと頑張れているはずなのに、妙に疲れる」「苦手な作業ばかりに時間を取られて、肝心なところが進まない」といったモヤモヤにぶつかりがちです。自分の努力がどこに消えているのか見えなくなる時期って、誰にでもあります。 この本が効いてくるのは、そういう“がんばり方の迷子”になったときでした。たとえば、得意なことに時間を張ったときの生産性が弱みに手を出したときの数倍違う、という説明はかなり現実的で、自分の一日の使い方を見直すきっかけになります。また、「ウソをつく人が一人入るだけで、つき合いコストが跳ね上がる」という話は、人間関係の小さなストレスが仕事全体に及ぼす影響を改めて考えさせられます。そして、知識を組み合わせて“知らないことをできるようにする”方向に力を使うという姿勢は、努力の向けどころを探しているときにじんわり効きます。 結局のところ、この本は自分の強みと弱みをどう見極め、どこにレバーをかけるかを静かに考えさせてくれます。万能になろうとするより、自分の場をどうセットアップするかに集中したほうがいい、という視点の転換が得られるはずです。 「努力しているのに前に進んでいる感じがしない」と感じている人に、特に刺さります。
読書インサイト
ハイライト密度
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